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歯周治療

Case 05:サリバテスト

患者さんデータ

【名前】T.Hさん(女性)
【生年月日】1965年10月21日
【既往歴】なし
【初診日】2001年11月9日
【主訴】前歯がとれた。
【パーソナルデータ】
 歯磨き習慣:1日2回 1~2分程度 3~5分程度
 非喫煙者

初診時の口腔写真と検査結果

写真と検査結果

離脱したSKの燐在歯のCRの2次カリエスをはじめ全顎的に2次カリエスが目立つ。
左側は平面が揃っていない補綴物が入っており、右下はパーシャルデンチャーが合わなくなったため入れていなかったとのことで16.17が挺出している。
一見してきれいそうな口腔内に見えたが、隣接面・歯頚部にプラークが付着しており、縁下歯石も見られた。
45は動揺度2度、舌側のポケットは8mm、垂直性の骨吸収が見られる。
15、24、35は5mmから6mmの深いポケットがあり下顎の前歯部以外は出血が見られる。


サリバテスト

唾液量 7.6ml/5分
緩衝能 緑(スコア2)
MS菌 500.000/ml(スコア2)
LB菌 100.000/ml(スコア2)
フッ素 歯磨剤のみ(スコア2)
プラーク (スコア2~スコア3)
飲食回数 1日4~5回(スコア1~スコア2)
全身疾患 なし

※結果:う蝕に対し高リスクであり、全ての項目を見直す必要有り


外科手術~初期治療終了後

2002年6月 45・35:再生療法
2003年4月 44・45:FGG
2003年5月 34・35:FGG
2003年7月 21・22:APF
25:再生療法
経過写真
2004年2月 11・12・21・22:部分矯正治療開始
約2ヶ月かけて調整
咬合調後、歯冠長を含め、テンポラリークラウンの形態修正
2004年7月 11・21・22:セラモメタルSet
その後 金属床義歯Set、半年リコールへ

最終補綴後の口腔写真と検査結果

写真と検査結果

臼歯部の咬合平面・上顎前歯の歯頚ラインがそろい、清掃性・審美的にも改善した。
最初Ext予定だった38の歯肉腫脹が気になるが、プラウトで孤立歯のブラシの当て方の指導を徹底。
磨き残しの出やすい34・35・44・45の遠心を含めフッ素塗布で対応。

メンテナンス

●毎月1回プラークコントロールとサホライド塗布、フッ素塗布
シュガーコントロール
●家庭でのチェックアップ

【メンテナンス中の管理注意点】
1.プラークコントロールレベルの低下(メンテナンス時のPCR)
2.縁下カリエス(サホライド塗布で対応)
3.義歯の咬合関係
4.セルフケアの継続維持(シュガーコントロールの確認・チェックアップの使用)

患者さん本人の言葉

始めは子供の治療の付き添いで来ていましたが前歯が取れてしまったので、私もお世話になることになりました。
子供が受けたサリバテストを私も受けてみて、子供の虫歯の原因が私であることを知り大変ショックでした。
衛生士さんの指導を受け、食生活の見直しから始めました。以前の食生活がいかに糖分を含むものを時間も気にせずにとっていたかを知り、大いに反省をしています。
現在定期健診中ですが、せっかく手術をしていただいて歯周病が良くなった歯に虫歯を作ってしまい、進行止めのお薬をぬってもらっています。今後も宜しくお願いします。


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