私たちのお口の中には、多いか少ないかの違いはありますがほとんどの人が虫歯の原因菌を持っています。
この虫歯菌の中に歯の表面にベタベタと付着する不溶性のグルカンを出し、歯の表面に付着する菌がいます。
また、多くの細菌がこれに吸着し菌塊を作ります。これがプラークです。歯垢とも言われています。プラークはお口をゆすいでも簡単には落ちません。
予防歯科
プラークとは ・・・ 歯の表面に付着した菌塊!
虫歯 ・・・ お口の中でこんなことが起きてます
糖を含む食品を摂るとプラーク中の細菌は速やかに代謝し酸を作ります。その結果、プラーク中のPHが下がり、歯の表面(エナメル質)からカルシウムイオンやリン酸イオンが溶質してしまいます。これが脱灰です。
しかし、30分~40分でこの状態は唾液の炭酸水素イオンにより中性に戻ります。これを唾液の緩衝作用といいます。中性に戻ると溶質したミネラルが再び歯に戻ってきます。これが再石灰化です。この脱灰、再石灰化のバランスが崩れ脱灰に進む疾患が虫歯です。
虫歯のリスク ・・・ 把握してきっちり予防
バランスを左右する主な因子には、
・細菌(種類、量)
・唾液(性質、量)
・歯の質
・飲食(頻度、種類)
・フッ素の利用
などが挙げられます。
つまり、これらの因子を検査することで虫歯のリスクを知ることが出来るわけです。
当院ではこの検査(サリバテスト)を実施しております。是非ご自身のリスクを知り、当院の予防プログラムを体験して下さい。